知り合い「何に金使ってるの?」
私「まあ、そんなに欲しいものないからインデックスに投資してるよ。」
知り合い「堅実やん。で、いくら欲しいの?」
私「うーん、まあ20年後に●千万くらいかな。」
知り合い「なんで?」
私「いや、まあ、何となく・・・増えたら嬉しいやん。仮に仕事失っても食っていけそうだし。」
知り合い「年食ってそんなにあってもしょうがないと思うけどなー」
「インデックス投資で資産を増やす」というのは、私の中で完全に確立された投資方針なんですが、実は「どれだけの資産を築きたいか?」というのは、それほど真剣に向き合ってこなかった問題です。
「まあ資産は増えれば増えるほどいいだろう」と考えて思考停止するのもアリですが、これをやってしまうと、若い時に金を使ってでもやっておいた方が良いことをやるチャンスを逃すという危険性があるんです。
何かの本に節約ばっかりしてる奴はコスパマインドが染みついて人間としての厚みがない、と書いてました。これは私も感じるところがあって、ケチケチせず趣味とかにドカッと金を使う人は話題も豊富で人を楽しませる能力が高い傾向にあると思ってます。主観的ですが。
一番ウマいやり方は、「自分がいくら金がほしいか」を理解したうえで、投資もするしケチケチせず趣味にも金を使う、でしょう。
例えば20年後に2000万円欲しいと思っているなら、年利7%のS&P500で毎年50万円 (=月4万円)積み立てれば達成できる可能性が高い。(下のグラフではリスクは考慮せず資産の平均値の推移のみ記載。)
とすると、月6万円の自由な金があるなら、4万円は投資にまわして残りの2万円はケチらずにしっかり使うのが合理的だと思うんです。
ここで残りの2万円も投資にまわしてしまうのは、とにかく投資にまわしておかないと増やす機会を失って不安な、投資中毒といえるかもしれません。(不安だから使わずに預金、と似ている。)
結局どれだけ金がほしいの?に対する明確な答えは、まだ私の中で出来上がっていないのですが、そろそろ答えを出しておかないと、節約大好きインデックス投資野郎、コスパマインド全開で薄っぺらい人間確定乙、になりそうで怖いです。
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