資産運用

株式投資のスタイルは一番初めに読んだ本でほぼ決まるのではないか?

投稿日:2020年11月7日 更新日:




 

インデックス投資であれ高配当株投資であれ、株式投資のスタイルは一番初めに読んだ本に大きく影響を受けるのではないかと思っています。

私は一貫してインデックス投資をしています。私がこれまで読んできた株式投資関連本を読んだ順に並べてみると、

(1) ほったらかし投資術(山崎元)

(2) ウォール街のランダム・ウォーカー (マルキール)

(3) 株式投資の未来 (シーゲル)

(4) 投資の大原則 (マルキール、エリス)

(5) ファイナンス理論入門 (冨島佑允)

(6) ファイナンス理論全史 (田渕直也)

一番初めに読んだ「ほったらかし投資術」はNISAなどの節税制度をフル活用してインデックス・ファンドに投資しろと明確な指針を与えてくれています。これを読んだ時点で私の運用スタイルはインデックス投資オンリーになることはほぼ決まったと思います。

その次に読んだウォール街の「ランダム・ウォーカー」や「株式投資の未来」も、米国や全世界インデックスへの投資を推奨しているし、「株式投資の未来」は高配当投資を謳っているように見えて実はポートフォリオの半分をインデックスにしとけと最終章でサラッと書いています。

けっきょく「ほったらかし投資術」に端を発した私のインデックス投資への傾倒は途切れることはなかったのです。上で挙げたファイナンス系の本は「市場の時価総額加重平均が最適なポートフォリオである」という現代ポートフォリオ理論の解説本なので、これらもインデックス投資を継続すべきという私の考えを理論的に支持するための位置づけです。

 

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もし私が高配当投資とか日本株投資のハウツー本を一番初めに読んでいたら、今とは違った投資をやっているかもしれません。「JTスゲーとか、三菱商事ラブ」なんて言っているかも。それぐらい初めに読む本の影響力は大きいと思います。

それはなぜかというと、一度身に着けた投資スタイルを変えるのは精神的にも金銭的にも負担になるからだと思っています。

例えば高配当投資を続ける人がインデックス投資に切り替えるのは容易ではない。なぜなら自分で選んで投資法、しかも身銭を切ってやってる投資法なのに、インデックス推奨本やらインデックス派の意見を聞いたり読んだりして、投資法を変えるのは許しがたいと感じてしまうから。そんなプライドはないとしても、変えて本当にうまくいくのか?不安が生まれる場合もあるでしょう。変更には心理的な負担が発生するんです。

さらには金銭的負担も発生します。いちど買った株を売却して別のものを買うと、税金と手数料の両方が発生します。この乗り換えコストを考えると変更を躊躇してしまう。乗り換えコストを支払ってでも将来ペイするのであれば乗り換えればいいのですが、ペイする自信がないなら変えないほうがいいや、と感じてしまう。

だから株式投資を始めるにあたって、初めに読む本は慎重に選ぶことを薦めます。もっというと、初めに接する情報は慎重に選ぼう、ということです。個人的にはブログやSNSよりも長く読み続けられている古典本がいいと思います。

 

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