
私は2018年の夏に米国S&P500のインデックス投資を開始しました。毎週同じ金額をひたすら積立て続けるという退屈な、忍耐が必要な、そして意図的に思考停止した投資法を継続しているのです。
ところで、株価いくらの時に買付したのかほとんどチェックしてなかったので、調べてみました。ほったらかしにも限度があるだろ、と言われそうですが「ほっらかせる」ことこそが、ドルコスト平均でインデックスに投資する利点です。
下のグラフの青い線がS&P500の推移、黄色い丸が私が買ったタイミングです。期間は2年間です。まあ当たり前のことですが、毎週買っているのでこのスパンで見ると黄色い点が推移線をほぼ網羅していますね。
毎週定額を買付する方法は、株価が緩やかに変化するときは有効です。下のグラフは2019年1月~6月を切り出したもの。この期間は株式指数が緩やかに上昇したので、毎週購入していれば株式指数の変化についていくことができた。
ところが、株価が大きく変化するときは状況が変わります。下のグラフは2020年1月~4月を切り出したもの。2以降はコロナ騒動で株価が暴落、毎日上がったり下がったりを繰り返しました。
気になるのが株価が3000ポイントを切った部分。下のグラフの赤い丸で囲った部分です。私はこの期間に40万円の投資を5回行い、合計200万円っを投資しました。ところがなんかモヤモヤする。特に喉の奥に刺さったトゲのように気になるのは、3月末に記録した最安値2,237ポイントで買い付けできなかったこと。この時に買付できていたらどれだけ利益を増やせていたのだろうかと。言い換えると、ココを押さえるために毎日積立てに切り替えていたら、どれくらい結果が変わっていたのか?と。
というわけで株価が3,000ポイントを割った25日間で投資スパンを変えた場合の買い付け数を比較してみました。その結果は・・・
毎日積立:779
毎週積立:781
※合計額は共に120万円、為替は無視
全然変わらないじゃないか。
結論:毎日買おうが毎週買おうが変わらん
あくまである期間の株価を切り出して検討した結果なので、あらゆるケースに適用できる結果ではありません。推測ですが、他の期間を切り取っても結果はそんなに大きく変わらないと思っています。1億円投資するのなら話は別ですが。
喉の奥のトゲが取れた気分です。今夜も爆睡できそうです。
やっぱり投資の大原則だけ読んでおけばいいんだな、これが。
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