資産運用

eMAXISシリーズの相関関係 | リスク分散と相関係数

投稿日:2019年2月13日 更新日:




 

チャンドラです。

 

人気のインデックスファンドであるeMAXISシリーズは各ファンドの相関係数を公表しています。相関係数とは各ファンドの株価の動きがどれくらい似ているかを示す指標のことです。

この相関係数は投資するファンドのリスク分散に使えます。eMAXISシリーズの相関係数を使って投資するファンドの組み合わせを考えてみました。

 

Sponsored Link



 

eMAXISシリーズの相関係数

 

相関係数はMUFGのウェブサイトから調べることができます。対象のファンドは次の通りです。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

eMAXIS Slim 国内債券インデックス

eMAXIS Slim 国内リートインデックス

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

eMAXIS Slim 新興国リートインデックス

 

各ファンド間の相関係数 (2019年2月)は次の通りでした。

引用:MUFGのウェブサイト

 

相関係数は -1から+1の値で表されます。2つのファンドの相関係数が+1に近いとき、一方のファンドが値上がりすると他方のファンドも値上がりする傾向にあります。逆に相関係数が-1に近いとき、一方のファンドが値上がりするとき他方のファンドは値下がりする傾向にあります。相関係数がゼロに近い時は互いのファンドの値動きに何の関連もないと判断できます。

 

Sponsored Link



 

先進国株式インデックスのリスク分散

 

「卵は1つの籠に盛るな」という言葉があるように、株式投資においては複数のファンドに分散投資することが大切です。その際に、複数のどのファンドに投資すればリスクを分散できるかを判断する際に、各ファンド同士の相関係数が使えるわけです。

ここでは先進国株式インデックスに投資したいと考えたときに、他のどのインデックスに投資すればリスク分散できるかを調べていきます。

下のリストは先進国株式と他のインデックスを株式 / 債券 / リートごとに相関係数を書き出したものです。0.5以上の相関係数を赤字にしています。これは先進国株式との値動きが似ていることを意味しています。

 

先進国株式 – 全世界株式:0.997

先進国株式 – 新興国株式:0.852

先進国株式 – 国内株式:0.644

——————————————

先進国株式 – 新興国債券:0.761

先進国株式 – 先進国債券:0.746

先進国株式 – 国内債券:-0.203

——————————————

先進国株式 – 先進国リート:0.789

先進国株式 – 新興国リート:0.641

先進国株式 – 国内リート:0.327

 

この結果、先進国株式インデックスと相関が低いファンドは国内債券と国内リートであることが分かりました。

さらに国内債券と国内リートの相関係数を調べてみます。

 

国内債券 – 国内リート:0.342

 

従って国内債券と国内リートも相関が小さいことがわかりました。つまりこれら両方を買えばさらにリスク分散できるということです。

結論:先進国株式インデックスに投資するとき、国内債券インデックス・国内リートインデックスも買えばリスク分散ができる。

 

Sponsored Link



 

新興国株式インデックスのリスク分散

 

次に新興国株式インデックスに投資したいと考えたときに、他のどのインデックスに投資すればリスク分散できるかを調べていきます。やり方は同じです。

 

新興国株式 – 全世界株式:0.890

新興国株式 – 新興国株式:0.852

新興国株式 – 国内株式:0.535

——————————————

新興国株式 – 新興国債券:0.867

新興国株式 – 先進国債券:0.625

新興国株式 – 国内債券:-0.174

——————————————

新興国株式 – 新興国リート:0.742

新興国株式 – 先進国リート:0.717

新興国株式 – 国内リート:0.315

 

この結果、新興国株式インデックスと相関が低いファンドは国内債券、国内リートであることが分かりました。これは先進国株式の結果と同じです。

結論:新興国株式インデックスに投資するとき、国内債券インデックス・国内リートインデックスも買えばリスク分散ができる。

 

Sponsored Link



 

 

まとめ

 

複数のファンドに投資してリスク分散するときは異なる値動きをするファンドに投資することが必要です。そのために各ファンドの相関係数を見ればいいことを説明しました。

eMAXISシリーズを例にすると、先進国株式インデックス及び新興国株式インデックスに投資する場合は、国内債券インデックス・国内リートインデックスを買えばリスク分散できることが分かりました。

 

リスク分散の参考になれば幸いです。

補足:各ファンドをどれだけの割合にするかはさらに詳細な検討が必要です。

 

それでは。

 

 

節約の知恵はこちら

資産運用はこちら

私のブログランキングはこちら:

にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

Sponsored Link



 

-資産運用

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

金融リテラシーが高いとはどういう状態か?

  日本人は金融リテラシーが低い。 こんな言葉はもう色々なネット記事で言い尽くされている言葉でしょう。   なぜ日本人諸外国に比べて金融リテラシーが低いと言われているいるかというと …

iツールで新興国株式のドルコスト平均法シミュレーション

  チャンドラです。     大和証券投資信託委託株式会社は投資信託のシミュレーションツールであるiツールを提供しています。 積立投資のシミュレーションにとても便利なツー …

ゴールドマンはS&P500 2450まで下がると予想 ww

                            &n …

社畜のインデックス投資運用成績 | 2020年4月第1週

  今週のインデックス投資運用成績を公開します。   今週の積立金額:40万円 積立総額:2,276万円 評価額:1,949万円 損益:-327万円 (-16.8%)   …

NISA | eMAXIS Slim 先進国株式の損益 | 2019年12月末

  私はつみたてNISAでeMAXIS Slim 先進国株式インデックスに投資しています。 今月の損益は次の通りでした。   積立額:300,006円 評価額:334,610円 損 …


チャンドラです。

都内在住の30代前半サラリーマンです。6年間で貯めた2000万円を元手にインデックス投資を始めました。このブログでは資産運用の方針、運用成績、家計簿、節約生活を赤裸々に公開しています。

メディアインタビュー記事:こちら

投資運用成績は:こちら

投資を始めた理由は:こちら

お問い合わせは:こちら


にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ