新型コロナウイルスの感染拡大で株価が大きく動いていますね。今年1月から2月にかけてS&P500は大きく下がり、また大きく上がりました。アメリカ市場はウイルス感染拡大の経済的影響は小さいと楽観視しているようですね。
私はS&P500と全世界株式のインデックスに重点投資していますが、大きく影響を受けました。2月初旬の資産はわずか数日で50万円減りました。減ったと思いきや、数日でまた60万円増えて投資額に対する利益は過去最大のプラス300万円に近づきました。ジェットコースターのような動きです。
下は日経新聞の記事からの引用ですが、症状はインフルに近くSARSよりも軽いとの見方が出てきていますね。
日本感染症学会は、新型コロナウイルスに感染して発症し、国立国際医療研究センターで治療した3人の治療経過や分析結果を公表した。中国湖南省在住の中国人は、せきや発熱、悪寒などが症状があった。レントゲンやコンピューター断層撮影装置(CT)で肺に影が見つかり、新型コロナウイルスによる肺炎と診断。一時、軽い呼吸困難などに陥り、エイズウイルス(HIV)薬を投与した。その後、呼吸の状態悪化などは起こらずに、入院5日目に体温が37度まで低下。酸素吸入もいらなくなった。
残りの2人はいずれも武漢市に滞在歴がある日本人。1人は、微熱が続いたが肺炎はなく回復、もう1人は肺炎と診断されたものの呼吸困難などは見られなかった。3人とも重症ではないと指摘している。
米疾病対策センターによると、新型コロナウイルスによる肺炎の主な症状は発熱やせき、息切れだ。米国初の患者もせきや発熱から肺炎を発症、12日目に症状が改善したと報告されている。
中国では死者が700人を超えたという報道もありますね。ご愁傷さまです。武漢の人口は東京を超える1100万人。2/6時点で感染者が1万人、死者410人。つまり市民の0.1%が感染し、感染者の4%が死亡。武漢だけ致死率が突出しているようですが、疑問なのはその内訳。免疫が弱い老人の致死率が高いのか、持病持ちの人の致死率が高いのか、その辺を知りたいですね。報道でポンと出てきた数字に一喜一憂せず、数字の中身をよく理解しておきたいです。
ところで、記事によるともう一つの大国アメリカではインフルエンザが猛威を振るっているようです。死者数は1年で1万人。期間が違うといえ被害はこちらの方が大きいような気がするのだが。。。
米国でインフルエンザが猛威を振るっている。米疾病対策センター(CDC)によると2019~20年のインフルエンザシーズンは患者数が1900万人、死者数は1万人を超えた。
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