コロナウイルスの感染者数のデータを眺めていると面白いことが分かる。アジア人の感染率が低いのだ。
ためしにグーグルのサイトで手に入るデータを使って人口100万人あたりの感染者数を少ない順に並べたのが下のグラフ。人口が少ない国は意図的に省いている。
これを見て分かる通り、人口当たりの感染者数が少ない国のトップはアジアの国が独占している。政府が素早い対策をとって賞賛されている台湾も上位だが、中国に地理的に近くて、かつ都市部に人口が集中しているベトナムやタイも感染率は異常に少ない。インドネシアやインド、フィリピン、バングラディッシュの都会も東京に劣らず人だらけだが、人口100万人当たりの感染者数は200人もいない。
(続く)
比べて欧米の主要先進国では人口100万人当たりの感染者数は2,000人を超えている。これはアジアの国の10倍以上。マスクをつけない習慣が原因だとも言われているが、インドやバングラディッシュでマスクをつける習慣は聞いたことがない。政府の対応の速さや、都市への人口集中の度合いなど色々考えるべき要素があるにしても、これだけ上位にアジア諸国が並ぶということは、何か生物学的にアジア人の方が感染しにくい傾向があるのかもしれない。
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