都内でコロナ感染者が増えていますね。もう正直、私の中では、今年の夏は終わったようなものです。どこも出かけられませんね。
最近感じるのは、こういう人から人へ感染リスクがある目に見えない感ウイルスに対抗するには団結が必要で、団結に協力しない場合の代償は全体が責任を負うことになる、ということです。
中学の部活時代で、練習に遅刻してきた部員がいたら、全体責任とかいって、罰として部員全員が腕立て伏せ100回とかやってたのを思い出します。
コロナも似ていますよね。マスクをしないとか、密な場所で騒ぐとか、感染リスクを高める行動をしても罰則はありません。その代わりに、一部の人間が感染すると、経済活動が制限されたり、感染者が増えたとかの憂鬱なニュースが増えて、全体の人間が収入が減ったり、ストレスを感じたりする。どうでしょう?ちゃんとやってるのに腕立てさせられる、部活の全体責任とそっくりですよね。
実は私の会社でコロナウイルスの感染を防ぐためにどうすればいいかというワークショップをやったことがあって、取引先の人も巻き込んで議論したことがあるんですよ。(なんでそんなワークショップやってんだ?と思う人がいるかもしれませんが、これはまあ、社内や取引先にこういうのを奨励する文化があるんです ww)
で、そこで私がちょっとドヤ顔で発言したんですが、「ソーシャル・ディスタンスも大事だが、一番大事なのはマインドセットでしょう。ウイルスみたいな目に見えない存在に対して、自分を過信するべきではない。一番危険なのは感染拡大が沈静化したタイミングです。気が抜けるから。」と言ったんですね。
今から考えると、我ながらなかなか良いこと言ったな、と自画自賛しています。ただ、この論理でいくとこの状況ではどこも出かけれないんですね。
やはり「自分を過信しない」という考えを各人が強くもつことが大切でしょう。その考えでいけば、狭い部屋に人が集まるバーやらイベントに行くという選択肢は、もうあり得ないんですよ。残念ながら。何よりも個人の自由が大事で政府は経済活動の制限を押し付けんな、というのであれば、個人が過信しないようにやっていくしかないでしょうね。