楽待のYoutubeチャンネルで「コインランドリー投資で見た赤字地獄」という動画を見たんですが、コインランドリー投資って難しそうですね。
(確か知り合いがやってたような気が・・・。)
初期費用3000万円の内訳
機器代・・・1600万円
内装費・・・1400万円
「コインランドリーの魅力として・・・利回りが15%くらいあって、投資金額がアパートの半分くらいで、なおかつ返済期間も10年で無借金になりますよと・・・」
そのとき、営業マンのセールストークを鵜呑みにしてしまったことが失敗の大きな要因だった・・・
「雨が降れば儲かるという話は聞いていたんですが、雨が降らないと売上がひどいという話は聞いてなかったので・・・」
「(営業マンから渡された)売上計画ですよね。これが(実際)この通りになってるかというと、全くなっていないんですよね・・・僕の2年間の実績によると洗濯機の回転数は各台平均1日1回ですね。ここが大きく狂っていますよね。」
「ふつうはお店開くときにこれだけお客さん来ますよと予測しますけど、絶対それだけ来るわけないじゃないですか。あくまで希望的観測でしかないんで・・・」
「この売上予測、すごいですよね。この数字見たら絶対投資したいと思わざるを得ないじゃないですか。1年目からしっかり利益が出て、2年目で利益が倍になるっていう夢物語を描いてるんですが、まったくあてになりませんでした。」
「ここに書いてるんですよ、ホラ。”売上を保証するものではございません”って。」
「とてつもなく利益を出せるっていう、絵に描いた餅のような資料までつけてくる。見習うべきだと思いますよ。」
いや~怖い。怖いんですよ。ビジネスって。
ビジネスってリスクの押し付け合いなんで、リスク管理をちゃんとできないと、すぐにカモにされるんです。そもそも儲かるなら人にやらせずに自分でやってるっていうね。
まあ評論家的なことを言えば、「コインランドリー投資にリスクってないんですか?」って営業マンに聞くべきでしたね。
そこで「リスクなんてないです。」とか「雨の日は売上落ちる可能性がありますが、微々たるものです。」なんて答えたら、私なら「もう帰っていいよ」って言いますね ww
雨天の売上減少、そもそも利用者が少ない可能性、機械が故障する可能性、近くにもっと安い大型コインランドリーができる可能性、賃上げの可能性・・・。素人でもいっぱい思いつくはず。
リスクは挙げれば挙げるほど心配事が増えて何も決まらなくなりますが、その代わり吟味して対応を取れば、失敗する可能性は減らせます。
まあコインランドリー投資の怖いところはリスク要因を挙げたところで数値化して売上予測に反映するのが難しい点でしょうね。機械の故障頻度とか競合の進出の可能性なんて、素人が知りようもないし。
リスクを挙げてみたところで、その発生確率が全く見積れないし対策もとれないなら、そのリスクはもはや受容するしかなくて、リスクが顕在化したときの損失に耐えられないなら、そんなリスクは受容したらダメなんです。
というわけで、私ならやらないな ww まあでもこの人もコツコツとは返済できてるようなので、よかった。
(というか立地選びで全てが決まるような気がするけど・・・)
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数学的な難しいことは分からないけど(社畜チャンドラ様の渾身の数学的分析も飛ばし読みペコリ)、
そもそも自分がコインランドリーしょっちゅう使ってるか?てとこから自分に問います(使ったことない)
あとホント、そんなに儲かる良い商売なら何でお宅の会社がやらないのよー?で終わりですよね。
コメントありがとうございます。
自分が普段使ってるか?という視点はなかったです。確かにそれも必要ですね。