
私はよく使うものには金を惜しまずに使います。
キーボードは特にそうで、毎日パソコンを使って仕事をするので、キーボードはちょっと高級なメカニカルキーボードを使っています。私が愛用しているのはアーキサイトというメーカーが販売しているもので、打鍵感がなかなか素晴らしい。
そんなキーボードですがある日、急に「m」のキーが反応しなくなりました。「m」が使えないとか致命的すぎるので、修理することに。色々調べると、分解して断線してるっぽいところをはんだ付けしてやれば復活するとの情報を得たので試してみました。
これが私が使っているキーボードの写真です。
全てのキャップを取り外した写真。ホコリやカスが溜まってメチャクチャ汚かったので、アルコールを吸わせたテッシュで拭いて綺麗にしました。
裏板を取り外した写真。マイナスドライバーでこじ開けました。
キーボードの「m」に相当する部分を見てみましたが、特に異常は見当たらず。せっかくここまで分解したので、はんだ付けをやりました。はんだごてはヨドバシカメラで700円で買ったものです。
「m」に関係しそうなこの3カ所を治療しました。古いはんだを吸い取って新しいはんだをモリモリ。学生時代に大学の研究室で工作していたので、わりと上手くいきました。
もとに戻して、パソコンにつないでキーボードを打ってみたのですが、反応せず。「は?全然直ってないじゃないか!」と悪態をつきながら連打すると、少しずつ「m」の文字が表示されるように。「おお、いいぞ!」と言いながら30秒くらい連打を続けると、完璧に反応するようになりました。
なんだったんだ、この時間差は ww
その後、キーボードを会社に持っていって丸一日使用したのですが、問題なく作動しました。キーボードは見事に復活したのです。
愛用していたキーボードの復活は快感でした。まさに可愛がっていたペットが死にかけて、その後見事に復活したような、大切なものを取り戻したような気持ち。
そして、それを自力でやってのけたという達成感。
さらに、新品を買いなおしていたら払っていたであろう1万円ものお金を、もはや払う必要がなくなったという、オトク感。
一石三鳥じゃないか ww
もしキーボードを壊してしまった人がいたら、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。もし直ったら、いい事尽くしですよ ww
私が使っているアーキサイト社のProgress Touch
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