経団連によると2019年冬の大企業のボーナスの平均額は、過去最高の96万円に達したそうです。
ネットの掲示板は文句タラタラ。
「正社員なのにボーナスなし。うちの会社、マジで正社員のメリットない」
シャー〇みたいに破綻しねえかな~
「大手をサンプルにしてどうするの? 地元密着型の中小企業、あるいは弱小企業と呼ばれる会社をサンプルにしろよ。それが一番多いんだから」
大手ばかりズルイ。楽して大金かよ。
文句を書き込んだところで何も変わりません。
高いボーナスをもらっている人は、それなりに努力してきたし運もよかったということです。それをネチネチ言ってもしょうがないのです。
なかにはこんな人も。
看護師。
小さな診療所。
月曜日から土曜日まで働いて、
インフルエンザワクチンの会社に踊らされ、
毎日100バイアルすいあげ、
レントゲン室から処置室から心電図室まで走り回り、
器も血管も細かいババアから、
あなた、一回でしっかり採血してよとプレッシャーかけられ、
ボーナス8万って。
なんじゃ、こりゃ。
私は96万もいかないとしても、東証一部上場企業で50万円くらいはもらえる予定です。
企業で働いていると書類仕事や社内調整の仕事が多く、人の役に立つ仕事やってんのか?と自問するときがあります。
私から見れば、ババアにプレッシャーかけられる看護師の方がずっと人の役に立つ仕事をしていると思うのですが・・・
自分の仕事が人の役に立っているかどうかと
給料(ボーナスの額)に関係性はない
ということを10代のうちから知っておいたほうがいいですね。
ちなみにスレッドには明治時代の文筆家も登場したようです。
何故そんなに貰へるのでせうか。
之を格差と云ふのでせうか。
私は三萬圓も貰へれば御の字だと云ふのに。
税金許り高くなり、御給料は増へず、
毎日哭き乍ら暮してをります。
よはひ四十三にして未だ獨り身の私、
此の儘年老ひて死ねと云ふのでありませうか。
決して贅澤をしたいのでは有りません。
細やか乍ら普通の仕合せを手にする事は叶はないのでせうか。
高額の賞與を貰へ燥ぐ者の隂で
貧乏のどん底で這いずり廻る者もゐる事を主導者達は知つて置くべきでせう。
これは、せつない。
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