私は親族から投資のアドバイスを求められることがあります。銀行で何かの手続きをするたびに金融商品を薦められるらしく、そのパンフレットを見てもよく分からないから、私に投資した方がいいか聞いてくるというわけです。
私は親族であろうが誰であろうが、「投資した方がいいかな?」という質問に対しては、「投資はやめた方がいい。どうしてもやりたいなら内容をよく確認して、自分が納得できるならやれば?」と答えます。どう思います?冷たいでしょう ww
金に関する相談は、トラブルにつながります。例え親族とはいえ、私が「それはいい金融商品だから投資した方がいいよ。」なんて回答して、もし暴落したとします。そしたらその人はこう言うでしょう。「あんたが薦めたから投資したのに、含み損になったわ」と。
人間というのは、自分が負った責任を相手に転嫁したがる生き物です。何でも人のせい、社会のせい、という考え方です。全員とは言いませんが、特に責任ある立場で働いたこともないような主婦なんかは特にそうですね。あくまで私の経験ですが。
そういう相手にうかつに金融商品なんかを薦めようものなら、損したときに「あんたが薦めたから買ったのに」と言われることは間違いありません。それほど腹正しいことはないでしょう。だから、私は「自分でよく考えて買えば?」と答えるのです ww 仮にその商品を買わずにその商品が後で値上がりしたところで、機会損失にはなりますが、資産を減らすことにはなりませんからね。
そもそも、銀行の窓口で金融商品のパンフをもらってくる時点で終わってるんです ww ネット証券で口座を作れば、もっと手数料が安い商品があるよ、と教えてあげてもしない。「やめたほうがいい」と何回も口酸っぱく言っているのに銀行でパンフをもらってきては、うーんと悩んでどうしたらいい?と聞いてくる。私から言わせれば、もうこれは病気ですよ ww
繰り返すと、私は親にも「〇〇に投資した方がいい」とは言いません。トラブルのもとです。「自分でよく考えて」と言います。「自分で考えろ」とは学校とか会社で、何回も何回も言われる言葉だと思うのですが、何でそれができない人が多いんでしょうかね ww 自分の大事な金なのに ww
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