2022年4月末の資産運用状況を公開します。
合計資産:6,009万円
前月より237万円減少
資産運用状況
投資金額:3,556万円
評価額:5,591万円
損益:+2,034万円 (+57%)
現金:418万円 (総資産に対する比率: 7%)
ファンド毎の資産運用状況は次の通りです。
2018年以降の買付額・評価額の推移は次の通り。
米国株は大きく下がりましたが、5月中旬時点で、米国株の調整は終わりだという考えがあるようです。マネクリの記事を参照。是非はともかくとして、その考え方は学ぶべきところがありそうなので少し簡略化した形で引用。
米国株の調整が終わったと考える根拠は、株価が下げてフェアバリュー(適正株価)に達したからである。
・・・米国株の下落理由は突き詰めればシンプルに、長期金利上昇に対するバリュエーション調整である。・・・業績見通しが上向かない中で金利が上がるなら株価は下げるしかない。ここまでの米国株の動きは理論通り、きわめて理にかなったものだ。
株価は業績と金利の関数である。S&P500に関して、12か月後のEPSを正確に予測できるならば、10年債利回りにリスクプレミアム(約3%)を加えた値で現在価値に割り引けば、過去150年の株価の動きを95%説明できる。グラフは1871年からのS&P500と、その理論値の推移である(目盛りは対数)。実際の株価をこのモデルがどれだけ説明できるかということを示す決定係数(R2乗)は0・95である。
・・・S&P500の12か月先EPSはブルームバーグ・コンセンサスによれば237である。10年債利回りを3%、それに3%のリスクプレミアムを加えた6%の割引率で237を割り引けば3951だ。昨日のS&P500はこれを下回っている。現在の予想利益水準における3%の長期金利のもとでの適正値まで調整したということである。
こういう考え方ができるんですね。ただ、「コンセンサスの237が正しければ」というのが前提条件ですが、コンセンサスの信頼性はどうなんでしょう。そこは突っ込んでも仕方ないような気もするので、適正値予測もあくまで参考程度とすべきな気がします。
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