資産運用

【重要】アセットアロケーションとポートフォリオの違い

投稿日:2022年4月3日 更新日:




 

アロケーションとポートフォリオの違いをあえて再確認します。

すると、実は重要な点が見えてきます。

参考記事:大和証券

 

アセットアロケーションとは?

・資産(アセット)の配分(アロケーション)のこと

・「どの資産にどの程度の比率で資金を配分するか」を決めていくこと

・資産は「国内株式」や「海外債券」などに大きく区分されており、例えば「国内株式を40%、国内債券を40%、外国株式を20%」といったように資産の配分を決めることを、「アセットアロケーションを決める」という

 

ポートフォリオとは?

・アセットアロケーションと混同しやすいのが「ポートフォリオ」

・ポートフォリオとは、アセットアロケーションを実際の運用商品、例えば株や債券、投資信託などに落とし込んだもの

・国内株式40%を「〇株式20%、△ファンド20%」などに分解したものがポートフォリオにあたる

 

で、違いは?

・「資産の40%を国内株式に配分する」のがアセットアロケーション

・国内株式40%を「〇株式20%、△ファンド20%」などに分解したものがポートフォリオ

 

実は元記事には非常に重要なことが書いてあります。こんな感じ。

短期投資においては、具体的にどの商品に投資するのか、といったポートフォリオ的な観点が重要となるが、

中長期投資の場合、ポートフォリオそのものよりは、アセットアロケーションの方が重要となる

・なぜなら中長期投資の場合、運用パフォーマンスは、個別銘柄の影響より資産配分そのものに大きく影響を受けからです。

 

まあ、そんなの常識でしょう、と思いがちかもしれません。ではこう考えてみるとどうなるか?

例えば「米国S&P500から今後も成長が見込める企業を10~20社選んで投資する」というアプローチは、ポートフォリオ組成であってアセットアロケーションではないということ。

長期投資を行うのであれば、第一ステップはアセットアロケーション (例:現金20%+海外株式80%)をやるのが先で、第二ステップでポートフォリオ組成 (銘柄選び)となるんです。

ちなみにポートフォリオ組成では、良さそうな銘柄を寄せ集めても高いリターンを得られるわけではありません。MP理論では時価総額加重平均が最適 (シャープレシオが最大)。

アセットアロケーションとポートフォリオの違いを学べば、なんとなく成長しそうな銘柄を選んできて、なんとなく現金100万円くらいを、各銘柄になんとなく割り振って投資する」というのが、いかにメチャクチャかというのが分かります。

 

関連書籍:

関連記事:

現金:S&P500の最適比率が分かる早見表 (マートン問題と相対的リスク回避度で計算)

マートン・社畜の式 (S&P500の最適比率 = 1.75 / RRA)

なぜ全てのリスク資産の時価総額加重平均が最適なポートフォリオなのか?その理由と理論的背景。

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