資産運用

ピケティの言葉を凝縮したグラフ

投稿日:2020年9月1日 更新日:




 

ピケティの「21世紀の資本」を読んでみたいと思って図書館で手に取ってみたのですが、5秒で閉じました。おそらく読了は無理だろうと ww

そこで解説本を探したところ、「図解 ピケティ入門」と言う本がAmazon Primeで無料で読めたので読んでみました。「まえがき」で本を読むときは本文より図表を先に読め、と書いていたのが納得。

 

結局、私のような素人レベルが「21世紀の資本論」を手っ取り早く理解しようと思えば、下のグラフと結論だけ覚えておけばいいのだと悟りました。

 

資本収益率 (r):資本から得た所得の、資本に占める比率

世界産出成長率 (g):GDP成長率~労働所得の伸び率

r > g (資本収益率 > GDP成長率)は古代から現在まで成り立った歴史的事実。数学のように証明したわけではない。

私が面白いと思ったのは、r > gの関係性よりも rとgの差です。実はrとgの差は1950年~2012年の間に縮んでいた。なぜならこの期間の世界人口増加率が大きかったから。

一方で2012年以降の人口増加率は鈍化するのでその結果gは下がる。だからrとgの差は産業革命期と同程度にまで広がるだろう、というのがピケティの予想。

 

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資本に対する税金とキャピタルロス(戦争による物的損失)などを考慮して線を引き直したのが下のグラフ。ちなみにピケティはグローバル化による資本への課税はますます減ると考えて2050年~2100年の税率を0%としています。

個人的に思うのは、資本所得の伸び率 (r) が労働所得の伸び率 (g) を常に上回るという点よりも、その差が今後ますます広がる点の方に注目すべきだと思ってます。

rが大きくなってgが小さくなるということは、資本を持つ資本家と資本を持たない労働者の収入の格差は、ただでさえrとgの差が一定なだけでも広がるのに、それ以上に格差が広がることになるからです。

まあ結局は金融商品(私の場合はインデックス・ファンド)に投資しとけって話なんですけどね。r > gって書くと経済学に詳しいっぽく見えますが、知ってるだけでは意味がない。行動につなげないと意味なし。

巨人の方に乗りましょう ww 難しいことは聡明な経済学者が証明してくれるから。

 

 

 

図表を眺めるだけでも読む価値ありです:

 

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