チャンドラです。
予定していた生活がガラリと変わると本当に怖いなーと思った話です。
私の友人は結婚前提で交際相手と同棲生活をしていましたが、結婚寸前でその交際相手にフラれて別れたそうです。ここまでならまあよくある話です。
困ったのが彼が住んでいた家です。結婚して子供と住むことまで想定していたので、ファミリー向けの住宅地に広めのマンションを借りて住んでいたのです。しかもファミリー用の洗濯機や冷蔵庫、家具まで買って生活していました。一人で払うには高すぎる家賃、広すぎる部屋、デカすぎる家電、場違いなファミリー向けの立地・・・。そんなところに一人で住んでいても家賃がかかるし、会社から遠いし、独身には不便なだけなので、友人は結局引っ越すことにしました。家具や家電はフリマなどで売れたにも関わらず、分かれたショックが大きすぎた友人は売るのも面倒くさくなって、全部有料で業者に引き渡したそうです。
友人は心の傷を負うだけでなく金銭面でも大きな代償を払ったはずです。出ていく方は気楽です。でも残された友人は今のデカすぎる家(しかも明るい未来を思い描いた家)を解約し、新しい家を探して契約し、デカい家電を処分して一人用の家電を買いなおし、面倒くさい引っ越しをしなければならなかったのです。諸々の費用を考えても100万近くかかっていると思います。フラれた理由は分かりませんが、真面目な友人なので余計不憫に感じます。
この話の教訓は何でしょうか?リスクを冒す場合は想定される最悪のケースまで考えて行動する、が教訓だと思います。例えば結婚前提で交際している相手と同棲する場合は、いきなりファミリー向け物件に住んだりデカい家具や家電を買ったりせず、結婚するまでは例えフラれても一人でも住めそうな物件に住む、など。というとそんな保険かけた生き方はダサいと言われそうですが、カッコよかろうがダサかろうが最悪のケースで損するのは自分です。自分の身は自分で守らなけらばならないので、最悪のケースのバックアップを用意しておくことが大切です。
ちなみにその友人と元交際相手は同じ会社で働いており、その元交際相手は友人の家を出た次の日から同じ会社の別の男と同棲しているそうです。その女性の要領の良さには感嘆すると同時に、自分の身は自分で守らねばとますます感じるこのごろです。
それでは。
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