チャンドラです。
資産運用するうえで毎月いくら積み立てるとどれだけの資産になるかを把握することは大切です。
毎月5万円を投資した場合、30年後の資産はどのような結果となるでしょうか?年利を1%、3%、5%各々のシミュレーション結果は次のようになりました。
ケース1:経済が成長し続ける
毎月5万円を年利3%で運用した場合、積立額の約1.5倍になります。年利5%の場合は約2.3倍にも達します。
これは経済成長が継続し、株価が上昇し続けることを想定しているため、かなり楽観的なケースです。ここでは10年おきに景気の波が来るケースを考えてみます。
ケース2:10年おきに景気が循環 好景気 ➡ 不景気 ➡ 好景気
ケース3:10年おきに景気が循環 不景気 ➡ 好景気 ➡ 不景気
ここで年利3%とは、好景気のときは株価が3%上昇し、不景気の時は株価が3%さがる、とみなします。年利1%は株価の変動が小さい株式、年利5%は株価の変動が大きい株式です。
ケース2では、年利3%のとき約1.2倍、年利5%のときは約1.3倍となりました。
一方ケース3では、年利3%のとき約0.85倍、年利5%のときは約0.77倍となりました。不景気の期間が長かったため、資産が元本割れしています。
最後に1年おきに景気が循環するケースを見てみます。
結果はどの年利でも投資額とほとんど差はありませんでした。
以上をまとめると:
- 年利5%なら30年後に2.3倍になる。
- 株価が下がる期間が長いと元本割れする。株価の変動幅が大きな株式ほど損失は大きい。
- 景気の波の周期が短いほど30年後の評価額に差はなくなる。
以上、簡単なシミュレーションでした。
それでは。
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